こんにちは、おっつーです。
この記事では普段から不快を感じる場面が多く、なんだかしんどい…と感じるアスペルガー気質をお持ちの方に向けて、アスペだと人生がつらい理由について解説します。
この記事を読むことで、日常的に気持ちよく過ごせない根幹を理解でき、生き方を見直すきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
結論として、普段からネガティブな気分になりやすい要因は以下の通りです。
・偏桃体の過覚醒
・回避行動
・理解のない社会
・怒られる回数の多さ
考えられる要素はいくつかありますが、代表的なものにはこれらの点が挙げられます。
かつての僕は、理由がわからないまま不快な気分で過ごすことが多かったです。
その状態で、積極的に人付き合いや仕事などをするも、すぐに人から嫌われたり会社をクビになったりしていました。
そのような状態がしばらく続いたため、早くつらい人生を変えたい…と思うようになり、アスペに関する知識を深めて今できる行動を起こしてみることにしました。
すると、しだいに不快を感じる機会が減り、少しずつ前向きに生きられるようになったのです。
アスペルガーが気持ちよく生きるには、生きにくさの根幹を理解して適切なアプローチ法に取り組むことが重要なのです。
◆ ネガティブ人生の脱却には、アスペの性質をうまく活かせない原因の把握+現実的な対処法が必須
アスペルガーの人が、日常的にネガティブな気分を感じる原因の一つとして、「先天的な身体の弱さからくる偏桃体の過覚醒」が挙げられます。
その状態を放置すると、
・劣等感や謎の生きにくさを感じる
・人間関係や新しい体験に消極的になる
など、行動力や幸福感を大幅に下げてしまうのです。
このような状態の改善には、脳に良い習慣を取り入れるのが重要です。
特に、睡眠時間などを削ると偏桃体が活発に働いて、不適切な行動の連発や物事の悪化を招きやすくなります。
反面、きちんと睡眠を取ったり部屋を整えたりといった良い習慣を身につければ、脳の興奮が抑えられてメンタルを安定させられます。
また、アスペルガーの人は元々、
・対人コミュニケーションが苦手(特に雑談)
・適応できる環境が狭い
など性質を持っているため、人間関係や社会生活が困難になりやすいです。
そのため、しだいに他者との関わりが億劫になり、人付き合いを避けるようになるのです。
おまけに、ネガティブ体験の積み重ねや先天的なストレス耐性の低さによって、すぐに人間関係をリセットしてどんどん孤独感を感じるハメに…
こういった望ましくない状態を変えるには、「自己完結的なものに取り組む」のが大事です。
例えば、現代ではSNSなどがありますので、自宅にいながらさまざまな人と交流できます。
特に、ネットの強みとして、「相性が良いものを抽出できる」という点があるため、高確率で気が合う人を見つけられるようになるのです。
気軽に話せる友人を一人でも見つけられれば、対人関係の慣れや孤独感の解消も期待できるでしょう。
また、日本では発達障害の情報がなかなか浸透しないうえ、大多数が定型発達者(普通の人)です。
そのため、アスペに関する理解を得るのが難しく、うまくいかないことが増えて社会生活から孤立しやすくなりがち…
こういった状況を回避するには、「極力、苦手を避ける」のが有効です。
僕自身、雑談が不得意なので対面だと沈黙してしまいます。
結果として、毎日のように誰かと会うと気まずくなり対人関係が億劫になるハメに…
しだいに僕は、このような悪しき状態を脱却するために、同じ人と会う回数を減らしてみることにしました。
すると、人間関係の悩みをある程度解消できるようになったのです(気まずさや飽きのストレスなど)。
働く際にも、ご自分の性質を理解したうえで苦手をスルーできる職場を選択すれば、勤務日数を増やすことができるでしょう。
現在、普段からネガティブな気分になりがちで、なんだか楽しくない…と感じるアスペの気質をお持ちの方は、
・ご自分の性質をうまく活かせない根幹を知る
・現実的な対処法を実践する
これらの2点を押さえる必要があるのです。
◆ 苦手からの悪影響を回避する実践的なアプローチを行えば、気持ちよく生きられる
他にも、人生がしんどくなりやすい要素に、「怒られる回数が多い」というのが挙げられます。
僕のようなアスペルガーだと、マイルールやこだわりを持つ傾向にあります。
そのため、なかなか周囲の空気や常識に合わせられず、人間関係のいざこざを招きやすいです。
例えば、かつてはカフェやファミレスなどで作業をしていました。
僕の場合、好きなタイミングで私物の飲料を摂取できないとストレスを感じていたため、店内で飲んでいたことがあります。
ただ当然、店員に注意されるハメに…(苦笑)。
こういった状況が何回か続いたため、しだいに自宅での作業を試みるようになりました。
やってみたところ、
・静かな環境で過ごせる
・マイペースでいられる
・一つのことに集中できる
といった、アスペにとって適度なストレスの条件がそろっていたため、誰にも怒られずに気持ちよく過ごすことができました。
また、自宅だけでなく、人の少ない自然のある公園やベンチなどでも作業をしてみました。
実行した結果、身の回りのストレスが少なかったので、店内よりも集中して物事に取り組めました。
おまけに、いざというときの逃げ道としても使えるので、選択肢が増えて心の余裕にも繋げられます。
ただ、それでも店内で過ごしたいという方は、
・人の少ない時間帯や店舗を見つける
・休憩中に、私物の飲料などは店外で摂取する
・多少のお金をかける
といった点に留意したほうが良いです。
僕自身、若干、値段が高めのカフェに行ってみたところ、店内は静かでお客さんとの距離もあったので過ごしやすかったです。
また、お店によりますが、人の少なそうな時間帯や日にちに行ったところ、しばらく空いていて気持ちよく作業ができたのを覚えています。
私物の飲料なども摂取したい場合、休憩のついでに店外で飲むようにすれば、店頭で過ごす際のストレスをなるべく排除できるでしょう。
現在、普段から不快を感じていてつらい…と感じる方は、ご自分の苦手に足を引っ張られないための実践的なアプローチを行えば、気持ちよく生きられるようになるのです。
◆ まとめ
アスペルガーだと、
・偏桃体の過覚醒
・回避行動
・理解のない社会
・怒られる回数の多さ
などの要因によって、不快を感じる場面が多くなりがち…
ネガティブ人生を脱却して気持ちよく生きるには、
・自己完結的なものに取り組む
・極力、苦手を回避する
といった、ご自分の性質が活かせる選択をするのが重要です。
実行の際は、
・人の少ない時間帯や店舗を見つける
・休憩中に、私物の飲料などは店外で摂取する
・多少のお金をかける
これらの点も留意すれば、外出時のストレスをうまくかわせるようになるでしょう。
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