【アスペだと人生つらい…】ストレスを感じやすい「原因」

こんにちは、おっつーです。

この記事ではアスペの気質をお持ちの、日頃からネガティブな気分になりがちで困っている…という方に向けて、ストレスを感じやすい原因について解説します。

この記事を読むことで不快な気分になりやすい根幹を理解でき、日常の過ごし方を見直すきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。

結論として、必要以上にストレスを感じる理由には以下があります。

・能力の凹凸
・合わない人間関係
・強い劣等感
・行動理由の少なさ
・不確定要素の多さ(社会生活)

原因はいくつかありますが、主にはこれらの要因が考えられます。

かつての僕は、カフェなどの一般的なお店で作業をしたり会社勤めをしたりしていました。
ただ、なんとなく不快な気分になることが多く、なかなか目の前の物事に集中できず対人関係もうまくいきませんでした。

そのような望ましくない状態を変えようと、ある日から過去の自分を振り返ってストレスへの対処法を勉強・実践してみることに…
おかげで、アスペに関する知識を深められたうえ、以前よりも日常の不快を感じずに済むようになりました。

アスペルガーの人が気持ちよく生きるには、きちんと物事の原理を理解して望ましい対処法を実践する必要があるのです。

◆  日常のストレスを減らすには、自己理解の徹底+実践的なアプローチ法が重要

アスペルガーの人が、日常的にストレスを感じる大きな原因の一つに、「得意・不得意の差が激しい」というのが挙げられます。
こういった要因があるため、なじめる環境も非常に限られやすいです。

例えば、定型発達者(普通の人)であれば平均的な能力を持っているため、ある程度の環境には難なく適応できます。

ただ、アスペの性質を持つと、

・雑談が苦手
・衝動的な発言
・マルチタスク能力

など、いくつもの不得意や社会的マイナス要素があるため、適応障害によるストレスで仕事の継続が難しくなってしまうのです(個人差がある)。

また、余計なストレスを感じる他の要因に、「行動理由の少なさ」「劣等感の強さ」が挙げられます。

アスペは先天的な体質として、

・関心領域が狭い
・脳の働きが鈍い

といった特徴があります。

そのため、何か行動する際は明確な理由や目標などがないと、何をすればよいかわからず家に引きこもったりマンネリ感に悩まされたりしてしまいます。

結果として、「外出が苦痛になる」「新しい体験を積めなくなる」といった、不本意な状態に陥りやすくなるのです。

次いで、先天的に脳内ホルモンがうまく分泌されにくい体質を持っているため、常に自己肯定感が低くなりがち。
おまけに、劣等感の増幅によって他人と比較し、ますます自己肯定感が下がるハメに…

数々のストレス要因を改善するには、

・できるだけ苦手な環境を避ける
・明確な行動理由を作る
・生活環境を整える

これらの点に気を付ける必要があります。

いくら得意なことがあっても、苦手が多いとそれに足を引っ張られて持ち前の能力をうまく発揮できません。

対策として、ご自身の不得意分析+苦手な環境を避けることで、余計な悩みやストレスが減って集中しやすい環境を整えられるようになります。

また、何かをする際、必ず行動理由を明確にすべきです。
そうすれば、やる気と行動力が上がって外出時の苦痛を減らすことができます。

同時に、糖質の多い食品などメンタルに悪い習慣を避ければ、感情が安定して自己肯定感を高められるようになります。
自信がつけば、他人と比較して劣等感を感じたり批判したりすることが減るため、着々と心穏やかに過ごせるようになるでしょう。

現在、普段から必要以上にストレスを感じる…という方は、

・ご自身の性質を把握する
・ストレスを減らす工夫をする

など、自己理解を徹底して実践的なアプローチ法を実行する必要があるのです。


◆  アスペに合った現実的な工夫の徹底で、気持ちよく日々を過ごせる

これまで、日常的にストレスを感じる原因について、いくつか述べてきました。
他にも、ネガティブな気分になりやすい要因に、「不確定要素の多さ(多くの社会環境)」が挙げられます。

例えば昔、カフェやファミレスで作業をしていたときは、

・店員やお客さんの声
・目の前をウロチョロされる

といった、常に予期せぬ不快が存在していました。

自宅にいるときも、周囲の騒音によるストレスに悩まされるハメに…

そこで、ある日から耳栓をつけるなどの対策をすることにしました。
すると、周囲の音があまり気にならなくなり作業効率を上げられるようになりました。

就寝時も、全くストレスを感じずにぐっすりと眠ることができたのです。

耳栓に限らず、ノイズキャンセリングイヤホンやパーテーション(視界を遮る道具)といった不快を減らす工夫を行なえば、おそらくお店などでも快適に過ごせると思います。

また、アスペルガーの人が職場でストレスを感じる大きな要因に、「人間関係」があると思います。
特に、僕が最も悩まされたのが、「気の合う人の少なさ」「過度な協調性」の2点でした。

アスペの性質を持つと、どんなに問題のない人間関係だとしても、

・親密になる
・雑談に参加する
・プライベートの時間を削られる

といったことに、強い抵抗感を抱きやすくなります。

実際、雇われていたときは、

・遊びに誘われる回数が多い
・雑談が苦手で周囲の輪に入れない
・ドライな付き合いを好むため、人間関係になじめない

これらの要素があったため、あまり気持ちよく過ごせませんでした。

そこで、より快適に日常を過ごすための方法を模索した結果、主に働き方を変えてみることにしました。

例えば、僕の経験上、外国人の多い職場単発の日払いバイトであれば、あまりコミュ力を求められなかったのでコミュ障が気になりませんでした。
特に、日雇いだとその場限りの付き合いが多いため、周囲になじめなくても気楽に働きやすかったです。

もし日払いの仕事などを検討する際は、都会のほうが雇用先の選択肢が増えるので、ご自分に合った職場に出会いやすくなると思います。

現在、日常的にストレスを感じていて困っている…という方は、アスペの性質に合った現実的な工夫を徹底すれば、気持ちよく日々を過ごすことは可能なのです。

◆  まとめ

アスペルガーの人が、必要以上にストレスを感じる要因には、

・能力の凹凸
・合わない人間関係
・強い劣等感
・行動理由の少なさ
・不確定要素の多さ(社会生活)

これらの点が挙げられます。

気持ちよく日常を送るには、

・ご自身の性質を把握する
・苦手な環境を避けるなど、ストレスを減らす工夫をする
・明確な行動理由を作る
・生活習慣を整える
・働き方などを変える

といった点に気を付ける必要があります。

今回お話しした内容を実行すれば、苦手や余計なストレスを回避して気持ちよく日常を送れるようになります。

そうなれば、思考力が上がってご自分にとって望ましい選択を取ることができ、着実に円滑な人生を歩めるようになりますよ。

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