【アスペルガーの人】作業効率の低下を防ぐポイント

こんにちは、おっつーです。

この記事では仕事が思うようにいかず、会社で怒られることが多いと感じるアスペルガーの方に向けて、作業効率の低下を防ぐポイントについて解説します。

この記事を読むことで、仕事の要領を良くする要点を理解でき、ご自身の社内評価を上げるきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。

結論として、作業の生産性を下げないためのポイントは以下の通りです。

・可能なら耳栓をつける
・常に上司から指示をもらう
・食生活を整える
・早寝早起きをする
・自己完結的な職場に身を置く

大体これらの要素が挙げられます。

かつての僕は、ケアレスミスの連発や行動スピードの遅さで、上司によく怒られていました。

やる気はあるのに、なぜか身体が言うことをきかない…と、しだいに自分自身に不満が募るようになりました。

望ましくない現状を変えようと、過去を分析して怒られないための対策を練ることに…

きちんと実践したおかげで、周囲の評価を好転させられるようになったのです。

現状の仕事ぶりに不満を感じるアスペルガーの方は、ご自身の能力を活かす正しい対策を実行する必要があるのです。

◆  作業効率の改善には、特性を活かす複数の現実的な対処法が必須

アスペルガーだと脳気質が原因で、3種類のワーキングメモリー(仕事をこなす力)に能力差がありがち。

特に、

・視覚
・聴覚
・エピソードバッファ

これらの中でも、視覚が発達していて聴覚がうまく機能しない傾向にあります(個人差がある)。

そのため、文字情報からのインプットは得意でも、口頭による指示だと右から左に抜けやすくなります。

また、普通の人ならストレスにならない音でも、強く不快を感じて仕事や日常に難が生じることも…

対策として、「上司に相談して耳栓を許可してもらう」というのが挙げられます。

僕自身、普段から付けているため、集中力と生産性が上がるのを実感できています。

できれば仕事でも着用すれば、目の前の仕事に没頭しやすくなるでしょう。

また、経験上、作業中にボーっとすると必ず怒られていました。

仕事を円滑に進めるためにも、リーダーにご自身の情報を伝えて個別で指示をもらうことをおすすめします(アスペは、1対大勢による口頭指示だと内容を覚えにくい)。

その方が、ボーっとせずきちんと作業できるようになります。

ちなみに、作業効率を上げるには、「食事管理」「早寝早起き」も実行すべきです。

アスペルガーの場合、脳機能障害に陥っている可能性が高いです。
その改善に有効なのが「食事」。

僕自身、栄養補給を徹底したところ、頭の回転や作業スピードが早くなるのを実感できました。

同時に、早寝早起きをしたことで、疲れが取れて目の前の仕事に没頭できるようになったのです。

おまけに、自由時間も増えてプライベートをより充実させられるようになりました。

仕事だと、どうしても付き合いに誘われるなどして日課が崩れやすいと思います。

その場合、極力、付き合いを減らして早寝早起きを意識した生活を送れば、作業の生産性アップが見込めるようになるでしょう。

こちらも要チェック
【アスペルガー】情緒不安定を改善する食事法とは?

普段から仕事で怒られる場面が多いと感じるアスペルガーは、ご自身の能力を活かせるいくつかの現実的な対策法を身に着ける必要があるのです。

◆  適度なストレスの環境(自己完結的な職場など)に身を置けば、作業効率+周囲の評価を上げられる

これまで、作業効率を上げる考え方を述べてきました。

他にも重要だと感じる要素として、「自己完結的な環境」が挙げられます。

例えば、コンビニバイトをしていた頃は、上司に監視されて指示通りに動かないと良く怒られていました。

ある日、そのような状況下で店長から、「君は誰かがそばにいると能力を発揮できないタイプ」と言われるように…

指摘通り、一人勤務の方がうまく仕事を回せて他の従業員にも褒められていました。

反面、上司がそばにいると合わない考え方の押し付けや注意力低下によって、仕事ができずに怒られるハメに…

これは会社だけでなく、実生活でも同じでした。

店員やお客さんが近くにいると、声をかけられたり注意力散漫になったりして作業になかなか集中できないのです。

集中力の低下はワーキングメモリーの歪みが原因のため、自己完結的な職場を選べば作業効率が大幅に改善されやすいです。

ちなみに僕は、床清掃のアルバイト経験があります。

和気あいあいな職場で、作業中に話しかけられることは良くありました。

ただ、「仕事中はそっとしておいてほしい」と上司に伝えたところ、自己完結的な環境が整って作業スピードアップ+周囲の評価が上がったのです。

仕事がうまくいったのには、

・周りの音が静かだった
・ずっと地面を見ていた
・マイペースに取り組めた

など、アスペが適度なストレスを感じられる要因がありました。

僕はアルバイトなどの経験を通して、「アスペルガーは環境で変わる」のだと思い知らされました。

現在、アスペで仕事がうまくいかない…と感じる方は、ご自身の性質を活かせる快適な環境(自己完結的な職場など)に身を置くことをおすすめします。

そうすれば、作業効率や周囲の評価を着実に上げられるようになるのです。

◆  まとめ

元々の性質上、多くのアスペルガーは、ワーキングメモリー(3種類)の働きに偏りがあります。

特に、聴覚がうまく機能していないため、仕事の生産性が下がって周囲の人に怒られてしまいがち…

きちんと作業をこなすには、

・可能なら耳栓をつける
・常に上司から指示をもらう
・食生活を整える
・早寝早起きをする
・自己完結的な職場に身を置く

これらの要点を押さえて、適度なストレスの環境を構築する必要があります。

きちんと実行すれば、快適な職場に身を置けて仕事の生産性をアップできるでしょう。

おまけに、上司の反応が良くなって次の仕事にも呼ばれやすくなるので、収入面の不安解消が期待できるようになりますよ。

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