こんにちは、おっつーです。
この記事では、普段から困りごとが多く自分はアスペかもしれない…と感じる方に向けて、思い通りに生きられない理由について解説します。
最後まで読むことで不本意な人生を歩んでしまう元凶を理解でき、生き方を見直すきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
結論として、物事がうまくいかない理由は以下の通りです。
・得意を活かせる環境が少ないから
・メタ認知能力が低いから(ご自身の状態を自覚する力)
・周囲に理解がないから
こういった要素が挙げられます。
アスペルガーの僕はこれまで、普通の人と違う性質を持っていたことで、社会環境にうまくなじめずにストレスを感じていました。
普通に働けずに収入も不安定だったため、好きなことができずに苦しい人生を送るハメに…
ただ、アスペに関する情報を学んだことがきっかけで、しだいに理想的な行動を起こせるようになりました。
ご自身の人生を好転させるには、徹底した自己理解が必要となるのです。
◆ 困りごとを減らす基本は、自己認識力のアップ
アスペルガーは先天的に健常者(普通の人)に比べて、できる・できないことの差が激しい性質を持っています。
一般的な人であれば、どんなことでも平均点を出せます。
しかし、アスペの場合、なるべく得意を活かせる環境でないとうまくいかないケースが多いのです。
得意には、
・興味があることに没頭できる
・同じ作業を繰り返せる
・体系立てて物事を考えられる
・わかりやすい説明ができる(僕は、Kindle本で「文才がある」というレビューをもらえました)
これらがあります。
反面、不得意には、
・雑談
・周囲の空気、ペースに合わせる
・常識に沿って行動する
などが挙げられます。
残念ながら、多くの社会環境(学校、職場、店)はアスペが苦手な能力ばかり重視されるため、適切な行動を起こせずに怒られたり嫌われたりといったさまざまな困難を招いているのです。
特性の違いだけでなく、日本全体に発達障害の理解がないことも、アスペルガーが生きづらい大きな原因の一つになっています。
テレビや新聞を見たり学校や会社に通ったりしても、おそらく発達に関する情報を得られないと思います。
そのため、誰もあなたのことをアスペだと認識してくれず、常識を押し付けられて思い通りに生きられなくなってしまうのです。
また、アスペルガーは元々、自分自身を客観視する力が乏しい傾向にあります。
状況が悪化するまで同じことを繰り返しがちなので、困った自体に陥りやすいのです。
服装などの見た目も無頓着になりがちで、相手に与える影響を考えない方も見受けられます(個人差がある)。
僕は、能力の凹凸・自己認識力の低さ・周囲に理解がないことによって、強いストレスを感じて何もうまくいきませんでした。
そこで、望ましくない状態を変えようと、以下に取り組むことにしました。
・過去を元に、うまくいった環境を知る
・日々の気づきや現状を紙に書く
これらを行なったことで、ストレスがだいぶ減って仕事や人間関係、日常生活もうまくいきやすくなったのです。
現代では、発達障害の理解があまりにも遅れているため、困ることが多いと思います。
思い通りの人生を歩むには、ご自身の思考を言語化する習慣を身に着けるなどして、自己認識力を上げて現実的な対処法を見出すのが先決と言えるでしょう。
◆ 立場が上の人に相談+得意を活かせる環境選びで物事がうまくいく
ここからは、僕がこれまで取り組んだ仕事の話をしたいと思います。
さまざまな職を経験しましたが、誰でも簡単にできるバイトすらクビになっていたのです(泣)。
例えば、
・コンビニ
・カフェ
・ティッシュ配り
など、普通の人ができる多くをこなせませんでした。
特に、飲食店や接客業などは超マルチタスクなので、アスペルガーにはおすすめできません。
アスペが苦手なあらゆる能力を求められたため、何もできずに劣等感が募って鬱になりかけました。
他の業種にも挑戦しましたが、「協調性」や「人とのコミュニケーション」はどこに行っても求められるハメに…
僕は、適職を見つけようと一般的にアスペに向く職種(特に、人と関わらなそうなもの)や、過去の経験から得意を探ってみることにしました。
自己分析を徹底したところ、農作業や掃除系が取り組みやすいとわかりました。
実際に働いた農業では、簡単な仕事で嫌な人が誰もいない素晴らしい環境でした。
ただ、苦手な対人関係能力を求められたため、なじめずに2カ月でクビになってしまいました。
農作業の部品作りなど、人間関係の薄い仕事なら長く働けた可能性はあると思います。
反面、掃除業務の場合、建物の清掃では音楽を聴きながら黙々と作業できたので、ストレスがなく快適でした。
取り組む際は、人数の少ない職場を選んだりご自身の情報を事前に上司に伝えたりすると、仕事を継続できる確率を上げられます。
「僕はアスペルガーです」と言うよりも、仕事内容や人付き合いに関して、できる・できないことを伝えておきましょう。
就労前に社会的ハンデを打ち明けたほうが、可能な限りサポートしてもらえる可能性は高いです。
アスペルガーが社会生活で困りごとを減らすには、
・ご自身の特性を知る
・苦手な環境を選択肢から除外する
・なるべく立場が上の人に相談する(会社のリーダーや雇い主、店長など)
これらを行なうことで余計なストレスやトラブルが減り、日々、前向きな変化を実感できるようになるでしょう。
◆ まとめ
現代では、発達障害に関する情報が少ないため、思うように生きられずに苦しむアスペは多いです。
特に、
・得意を活かせる環境が少ない
・メタ認知能力が低い
・周囲の理解がない
といった要素が原因で、うまくいかないことが増えてしまいがち…
ストレスの多い人生を脱却するには、
・過去を元に、うまくいった環境を知る(一般的な情報も吟味)
・日々の気づきや現状を紙に書く
・ご自身の得意を活かせる環境を選ぶ
・なるべく立場が上の人に相談する(会社のリーダーや雇い主、店長など)
これらを行うのが有効です。
きちんと実行できれば、人間関係や仕事などあらゆることがうまくいきやすくなります。
現在、つらい想いをされていたとしても、日常的に前向きな変化を実感できるようになるはずですので、ぜひ今できることから取り組んでみてはいかがでしょうか?
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