こんにちは、おっつーです。
この記事では、アスペの気質を持っていて対人関係が思うようにいかずに悩む方に向けて、コミュ障の特徴について解説します。
最後まで読むことで、コミュ力に難があるアスペルガーの共通点がわかり、人との関わり方を見直すきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
結論として、コミュニケーションに問題がある方の特徴は以下の通りです。
・思ったことを口にする
・無意識に相手が不快になる態度をする
・興味のあること以外は、基本的に無口になる
・途中で話をぶった切る(突然、どこかにいなくなるなど)
・一定して無表情になる
主に、これらが挙げられます。
人とのコミュニケーションは、アスペルガーにとって大きな課題となりがちですよね(苦笑)。
僕が会社で働いていた頃は、上記の特徴に全て当てはまっていて、常に人間関係のいざこざを引き起こしていました。
なんで人とうまく関係を築けないんだ…
そう思わずにはいられませんでした。
しだいに、つらい毎日を変えたいという想いが強くなり、ある日から自己分析をしてみることに…
おかげで、人とのコミュニケーションを円滑にするための方法を見出せるようになりました。
対人関係を良好にするには、まずは自己理解を深めることが重要となるのです。
◆ アスペの体質や会話につまづく原因を知らないと、コミュ障が加速する
アスペルガーの人は、傾向として体調が悪い方が多く見受けられます。
そのため、
・我慢する能力が低い
・人をイライラさせる行動や発言をしやすい
・不機嫌に見られやすい
といった、社会的マイナス症状が出てしまうのです。
おまけに、必要以上に怒られることもしばしば…
発言などに限らず相手から強く言われた際、ふてくされたり表情に不満がこぼれたりするアスペは多いです。
叱られている時にも、無意識に横柄な態度をとって余計に人をイライラさせてしまう方もいます(個人差はありますが、アスペルガーは自らの非を認めたがらない傾向にある)。
また、表情の乏しさも気になるところ。
社会経験がそこそこある方なら分かると思いますが、見た目が悪いと誰も近寄ってこなかったり、知らないうちに相手も不機嫌そうにしていたりするんですよね…(苦笑)。
実際、僕はコンビニバイトをしていた頃、無表情でつまらなそうにレジ打ちをしていた時はお客さんの反応が悪かったです。
反面、楽しそうに仕事に取り組んだら笑顔で接してもらえました。
さらに、人と会話をする際、話をぶった切ってしまうのも悩ましいポイントとなりがち。
アスペルガーだと、興味がないことはとことんやりたがらない性質があります。
そのため、電話の途中でぶっちぎるなんてことも…
僕の場合、会社の上司との雑談中にいきなりその場を立ち去ってしまい、怒られて関係が悪化した経験があります(苦笑)。
失礼ながら、やはりアスペだと、無目的な会話に興味を持つことがなかなか難しいんですよね…
現在、アスペルガーで人との会話がうまくいかないと感じる方は、ご自身の気質やコミュニケーションのつまずきポイントを知り、早めに対処法を知ることが重要となるのです。
◆ 適切な会社やコミュニケーションを選ぶことで、コミュ障に悩まされなくなる
僕は、冒頭に述べたコミュ障の特徴に全て当てはまっていたため、会社勤めで非常に苦労してきました。
どの職場に選びなおしても、対人関係におけるマイナス面が目立ったので、コミュニケーションに難があっても、なるべく適応できる仕事に選び直してみることにしました。
例えば、一般的な職業に比べて、ルールや雰囲気などが緩い職場は探せばそれなりに存在します。
中でも、ガテン系は怒られるイメージがあると思いますが、慎重に会社を選べばムリなく働けるところは見つかるものです。
僕は、板金と太陽光パネルの仕事をやったことがありますが、前者ではめちゃくちゃ怒られて鬱になりかけたことがあります(泣)。
反面、後者の場合、職業の性質+上司・社長の考えが緩い会社だったこともあり、
・日給が高いうえ、小学生でもできる単純作業だった
・自分で考えて行動できなかったりコミュ障だったりしても、上司が見逃してくれたので特に問題なく働けた
など、居心地がだいぶ違ったのです。
また、過去には、ネットで知り合ったアスペの人と電話で話した経験があります。
ストレスなく会話ができたのですが、実際に会ってみたら、見た目や行動などさまざまな部分でマイナスな印象を抱いてしまったことがあります。
その方に限らず、僕が会社勤めをしていた頃は、何人かアスペルガーの人と出会ったことがありました。
中でも、雑談ができずに仕事中はボーっとしていて、上司との人間関係が破綻して辞めた方もおられました。
コミュニケーションがうまくいかないのは、やはりアスペにありがちだと思わされた瞬間でした。
現在、コミュ障で困っている…と感じる方は、ご自分に合った会社やコミュニケーションを選ぶことをおすすめします。
そうすれば、周囲の低評価を防いだりストレスが減ったりして、人との会話がスムーズに運びやすくなるでしょう。
おまけに、ご自身のことを話しベタだと感じにくくなり、精神面への良い影響も期待できるようになるはずです。
◆ まとめ
アスペルガーの人は元々、体質の悪さや気質の影響によって、表面上はコミュ障だと思われてしまいがち。
残念ながら、今の日本では発達障害に関する知識が遅れているため、あなたのことをなかなかアスペだとは理解してもらえません。
そのため、悪い特徴ばかり指摘されてしまい、ますますコミュニケーションに対する自信を無くすハメに…
打開策として、ご自身に合った会社選び(企業体質、雰囲気、仕事内容、人数など)や、やりやすいコミュニケーションを選ぶことををおすすめします。
そうすれば、これまで苦手意識を持っていた人との会話が、苦にならない可能性も出てくるようになります。
環境が変われば、ご自身のマイナス面を指摘する人も少なくなるため、会話に対する苦手意識を着実に減らせられるようになりますよ。
こちらもおすすめ
【アスペルガーのあなた】コミュ障との向き合い方を「実体験ベース」で解説!