【アスペルガー】人間関係のトラブルが多い「理由」を徹底解説!

こんにちは、おっつーです。

この記事ではアスペルガーの気質をお持ちの、普段から人とうまく関われずに悩む方に向けて、人間関係のトラブルが多い理由について解説します。

最後まで読むことで、対人関係に問題が生じる根本原因を理解でき、周囲との交流を円滑にするきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。

結論として、人との関わりでいざこざが絶えない理由は以下の通りです。

・外見が悪目立ちするから(イライラ・緊張・自信が無さそうなど)
・自分のやり方に固執し、周囲の考え方に合わせられないから
・人付き合いを避けてしまうから

他にもいくつかありますが、主にこの3つが当事者にとっては印象的でした。

僕は長年、人間関係がうまくいかずに悩んでいました。

学校や会社など、どのコミュニティに属しても誰とも仲良くなれないうえ、知らないうちに人から嫌われてしまう…なんてことが良くあったのです。

いつまでも対人関係に悩まされていたため、ある日から原因について徹底的に調べてみることにしました。

おかげで、悩みの種と対処法を知ることができ、

・人との関わりで大きなトラブルを起こさなくなった
・人間関係のストレスが減った

など、良い変化を実感できるようになりました。

望ましくない状況を打開するには、アスペの社会的なネガティブ要素に気付き、早めに現実的な対処法を身に着ける必要があるのです。

先天的な体質へのアプローチをしないと、人間関係が悪化する

アスペルガーは元々、遺伝的に自己肯定感が低い傾向にあります。

定型発達(いわゆる普通の人)と比べても、その差は顕著(はっきりと目立つ)。

よく、うつ病の人は部屋が散らかっていたり、服装の乱れや表情が下がっていたりすることがあります。

おまけに、自信がなさそうに見えることも…

アスペも同じような状態に陥っており、表情が乏しい・緊張してオドオドする・見た目に無頓着といった方が良く見受けられます(程度には個人差がある)。

そのため、いくら人と仲良くなりたい気持ちがあっても、外見のマイナス面が際立って初対面で嫌われてしまいやすいのです。

これを避けるためにも、「毎日、数十分は外に出歩く」ことを心がけてください。

人は鬱っぽい気分になるほど、見た目に気を遣わなくなる傾向にあります。

アスペルガーの人だと、用が無いと家に引きこもることが多くなりがち。

全く外出しない状態が続くと、しだいに気分が悪化して外見や思考力の低下などに繋がってしまいます。

そのため、1日一回は外に出歩くことをおすすめします。

ネガティブな感情が軽減されて、見た目への関心も持てるようになるはずです。

実際、僕自身、ほぼ毎日のように外出してみたところ、気分や服装の乱れ、表情の乏しさが改善されるのを実感できました。

ちなみに、アスペは元々、「マイルールにこだわる」という特性があります。

そのため、なかなか人の意見を受け入れられず自らのやり方を押し通しがち。

結果として、自分勝手だと思われたり周囲に迷惑がられたりして、人からの評価がますます下がってしまうのです。

特に働く際には、人間関係がこじれると職場に居づらくなってしまうため、

・一定期間だけはルールを守るようにする
・苦手なことは、事前に雇い主に相談する

といったように、特性に足を引っ張られない工夫が必要です。

他にも、ネガティブな経験ばかりが蓄積しやすいという性質もあります。

そのため、なるべく傷つかないようにと、しだいに対人関係を避けるようになります。

ただ、人付き合いを排除しすぎると、同僚や社長の信用を失ったり職場の居心地がますます悪くなったりしてしまいます。

人間関係が苦手でも、断りすぎない程度には周囲の輪に参加したほうが良いでしょう。

どうしても人付き合いに積極的になれない場合は、生活が一時的に不安定になる可能性はありますが、短期アルバイトを転々とするという手があります。

こういった働き方であれば同僚との関係が常にリセットされるので、人と関わるストレスを減らせられます。

アスペルガーは、特性のマイナス面で人間関係をこじらせないためにも、生きるうえでの工夫が必要となるのです。

困ったら上司に相談+適度な社会参加で人付き合いが改善される

僕はこれまで、人との関わりでうまくいかないことが多くて、しだいに対人関係を避けるようになりました。

人間関係につまずく要素として、

・必要以上に人と関わる意欲を持てない
・同じ人と毎日会うと気まずくなる
・気が合う人以外だと、表面上でも仲良く付き合えない

これらがありました。

おそらく、多くのアスペルガーには共感してもらえると思います。

周囲が当たり前にできる人間関係を築けないことに、不思議に感じるんですよね(苦笑)。

僕はしだいに、いつまでも社会的なマイナス面が改善されなかったことが原因で、人付き合いを避けるようになりました。

例えば、出張バイトをしていた頃は、

・昼休みの時間に、同僚よりも先に食堂でご飯を食べ終える
・定期的に開催されるバーベキューを、適当な理由をつけて断る
・休憩中は部屋に閉じこもる
・ホテルの夕飯を個室に持ち帰る

など、あらゆる人と関わる場面をスルーしてきたのです(苦笑)。

正当な理由があれば周囲の評価が下がることはありませんが、適当に誘いなどを断ると印象が悪くなってしまいます。

実際、僕は何回か付き合いに誘われたことがありますが、多少は仲良くしようとしないと、仕事の時にも人間関係がギクシャクしてやりづらかったです。

また、一般的な職場では、アスペルガーに関する知識を持つ人がほとんどいません。

気持ちよく仕事をするには、身近な上司に働く前から要望を伝えておくのが良いと思います。

地位が高い人の言うことであれば、同僚は素直に聞き入れやすいからです。

僕は、職場の嫌な人間関係に悩まされていたときに、信用できそうな上司に相談したところ、めんどうな同僚の行動が改善されることがありました。

人付き合いに関しても、断りすぎるとさまざまな損を招いてしまいますので、無理のない程度に人と交流した方が良いです。

そうすれば、

・一つの職場に長く居られる
・困ったときに助けてもらえる

といったことが望めるようになるでしょう。

まとめ

アスペルガーだと、冒頭でお話しした要素が原因で対人関係のトラブルを招きがち。

早めに対策を打たないと、職場の人間関係がますます悪化して、クビや転職の繰り返しなどに発展する可能性があります。

打開策として、

・外に出歩く時間を増やす
・どの程度我慢できそうかを把握し、できる限り周囲に合わせる
・どうしてもできないことは、働く前に上司に相談する

これらを行うことで、人から嫌われにくくなったり、対人関係のいざこざが大幅に軽減されたりするようになります。

無理して人間関係のストレスに耐える必要もなくなり、プライベートの時間も確保できて社会生活が充実しやすくなるでしょう。

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