こんにちは、おっつーです。
この記事では、アスペの気質をお持ちで、いつも苦手な職に就いてしまい社会生活がつらいと感じる方に向けて、不適合職種ばかりを選ぶ「理由」について解説します。
最後まで読むことで、合わない職場を選択する根本原因を理解でき、ストレスが少ない人生を歩むきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
結論として、間違った環境を選ぶ理由には「ワーキングメモリーの低さ」が挙げられます。
この能力は、適切な行動を起こすために必要不可欠で、仕事ができる人の共通点でもあります。
アスペは元々、こういった機能が極端に低いので不本意な選択をしがち。
そのため、わざわざ苦手な職を選んでしまうのです。
実際、こういった事実に気付かず仕事に悩まされる方は多い。
僕は、ワーキングメモリーの低さで能力に見合わない不適合職種ばかりを選択していました。
そのため、苦手な能力を求められたので強いストレスを感じて、超短期で職を転々する日々。
いつまでも自立できず、膨大に時間を浪費してうつ病になってしまったことがあります。
ただ現在、ワーキングメモリーをある程度は能力開発できたので、不適切な行動をだいぶ減らすことができました。
過去の僕のような状態にならないよう、できれば早めに対策を打ち、あなたに合った生き方を選択できるようにするのが望ましいでしょう。
◆ ワーキングメモリーの低さは「脳」が原因
アスペルガーの人は元々、得意・不得意の差が激しく、身体や脳の機能低下で適切な行動を起こしづらい体質を持っています。
そのため、普通の人はワーキングメモリーがある程度以上に働くのに対して、アスペはあまり機能していない場合が多いのです。
規則正しい生活習慣を送るなどしてご自身のメンタルを整えれば、こういった能力を伸ばすことは可能です。
しかし、一定までは見込めますが普通の人と同レベルになるのはあまり現実的ではありません。
脳機能が低いままだと、不適切な行動や環境を選んでしまい、後々、働いてから地獄を見る可能性が高いのである程度は鍛えておくべきでしょう。
そのうえで、ご自身の強みを把握して続けられそうな職を選ぶのがベストです。
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また、体の状態や能力の凹凸具合などは、病院で知能検査をしてくれるところはありますので、社会生活が困難な場合、公共機関などを積極的に利用してみると良いでしょう。
受診する際に注意すべきポイントには、以下があります。
・必ず臨床心理士がいる病院などを選ぶ
・口コミの評判が良いところに行く
これらの要点を満たす施設を選択すれば、きちんと要望通りに診てもらえるでしょう。
臨床心理士以外だと、発達障害の知識がなくて見当違いの判断をされてしまう可能性が高いです。
ある有名な生活保護ユーチューバーの方も、同じことをおっしゃっています。
また、口コミも無視できない要素です。
多くの人はどこかのサービスを受ける際、おそらくお店の評判をチェックするはずです。
その時、レビューや高評価が少ないと不安になってしまいますよね…
僕自身、複数の病院を比較してみたら、評判が良いところは医師の種類が豊富だったり受付嬢の対応の良さが目立ったりしました。
受診する際の注意点を押さえておけば、通院してからは適切な判断で症状を見てもらえる場合は多いので、きちんと病院などの事前リサーチをすることをおすすめします。
◆ 脳を鍛えると適切な行動をとれるようになる
僕はこれまで、数えきれないぐらい転職をしました。
次の仕事を見つけても、行ったあとに条件や環境が食い違うのは日常茶飯事。
ワーキングメモリーが低いと不適切な行動をしたり、劣等感が強まるので苦手を克服しようとわざわざ不適合職種を選んだりしてしまうのです。
アスペルガーの僕は、
・一人で黙々とできる
・一つのことに没頭できる
・音が静か
これらの条件がそろった職場環境がやりやすいのですが、これまではコンビニ・カフェ・居酒屋などの不得意な職を選択して嫌な思いを繰り返していました。
例えば、僕のようなアスペは、工場のラインのように一人で黙々とやる作業を好む傾向にあります。
しかし、これまで選んだ仕事は、コンビニやカフェなど人付き合いが重視されるものばかり。
当然、働いてからは濃い人間関係や協調性などの苦手を求められたため、強いストレスに悩まされる日々でした(苦笑)。
現在は失敗から学び、メンタルに良い習慣を取り入れたことで情緒不安定がかなり改善され、以前よりも正しい選択を取れるようになりました。
おかげで、得意な能力を活かせるネットの副業にも出会えたのです。
会社勤めの頃は、仕事ができず集団生活に難があって毎日怒られていたのですが、在宅ワークに切り替えたら誰にも叱られずに収入を得られたのを実感。
これまでの経験から、必要以上に転職をしないためには脳のケアが非常に重要だと思い知らされました。
脳機能をきちんと上げれば、ご自身にとってふさわしい選択を取れるようになります。
ワーキングメモリーがうまく働く生活習慣を送ることで、余計なストレスがかなり減って毎日気持ち良く生きられるようになることでしょう。
◆ まとめ
アスペは元々、情緒不安定でワーキングメモリーを含めた脳の働きが弱い傾向にあります。
ご自分にとって不本意な職場を選択しないためにも、精神面へのアプローチは欠かせません。
メンタルをしっかり整えれば、望んだ行動をとりやすくなり余計なトラブルも減らせますので、ご自身の気分が良くなる習慣を取り入れることをおすすめします。
また、病院などを検討する際、必ず良い口コミが多くて臨床心理士がいるところを選ぶべきです。
きちんと発達障害の知識がある方に診てもらえて、ご自身の正確な知能レベルなどを把握することができるはず。
今回お話しした点を踏まえていただければ、余計な回り道をせず早めに適職を見つけることができるでしょう。
仕事以外でも、望ましい選択をして気持ち良く生きられるようになりますので、今から脳機能の改善に少しずつ取り組まれることをおすすめします。