こんにちは、おっつーです。
この記事では、普段から自信が持てず人との関わりなどに悩まされるアスペルガーの方に向けて、自己肯定感を上げる方法について解説します。
この記事を読むことで、自信アップの秘訣を知ることができ、対人関係を良好にするきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
結論として、自己肯定感の向上が見込める要素には以下があります。
・気分が良くなる習慣を取り入れる(人や動植物との触れ合いを増やすなど)
・能力を発揮できる仕事に就く
・見た目を整える(服装や髪型、眉毛はすぐに変えられます。また、わざわざお店に行かなくても、ネット情報を元に外見を変えられる余地は十分にある)
これらは、良好な人間関係や社会生活を送るうえでかなり重要です。
僕はかつて、外見や職場、習慣など何もかも不本意な状態で過ごしていました。
「人は環境から影響を受ける」と言われており、見た目が悪かったり仕事がうまくできず怒られたりすると劣等感に浸ってしまうんですよね…
誰とも関わらないといったような普段の生活習慣も悪ければ、さらに否定的な感情が湧きやすくなります。
対人関係や仕事などがうまくいかず自信を無くした僕は、自己肯定感を上げる方法や根拠を知ったことで、あらゆることに前向きな変化をもたらせるようになったのです。
◆ 自己肯定感は「元々の性質理解、習慣、身の回りの環境」に左右される
アスペルガーは元々、できる・できないことの差が激しいという気質を持っています。
そのため、マルチスタスクや臨機応変な対応、雑談など苦手が求められる社会環境にうまく合わせられず、できないことが増えて劣等感が強まる傾向にあります。
自信を持って生きるには、まずはご自身の得意・不得意を把握して長所を活かせる職を見つける必要があるのです。
僕は、アスペによくありがちな不適合職種ばかりを選択したため、怒られたり人間関係がうまいかなかったりで社会生活に自信を無くしていました。
何をやってもポンコツだったので、過去の経験を元に自分にもできそうな職業を慎重に見極めることにしました。
結果、得意を活かせる仕事を見つけられたのです。
おかげで、作業がはかどって上司から褒められることも多くなりました。
適職を選択すれば、能力を発揮して社会生活を円滑に進められます。
自己肯定感アップに加え、人とうまく関係を築いて経済的自立も狙えるようになるでしょう。
また、人は外見や生活習慣から強く影響を受ける生き物です。
「人間は、自分の見た目に対するボディイメージを持つ」と言われます。
例えば、多くの人は、マッチョ=自信満々な人と想像すると思います。
実際、自己肯定感が高い傾向にあります。
スタイルなど外見が磨かれると、自分の見た目に対してプラスのイメージを持つようになるのでしょう。
極端に外見にこだわらずとも、最低限、清潔感やダサくない格好を意識すればある程度の自信アップは見込めるようになります。
生活習慣に関してですが、人間は無意識に周囲からストレスや影響を受けやすい生き物です。
アスペの僕は、「興味の幅が狭い」「雑談が苦手」など社会生活に不利な特性を持っていたため、どの職場でも同僚と仲良くなれなかったりトラブルを起こしたりしていました。
人間関係がうまくいかないと、ますます人と関わるのが嫌になってしまうんですよね…
しだいに人と関わる意欲を無くした僕は、人間以外に心のよりどころを探すようになりました。
考え抜いた末、熱帯魚などの「ペット」を飼ってみることにしました。
すると、鑑賞するだけで気分が上向いたのです。
見るだけで楽しくなり、自己否定感を含めたネガティブな気分を和らげることができました。
アスペルガーの人が自信をつけるためにも、ご自身の特性に合った職選び、ポジティブになれる身なりや習慣の改善などは常に頭に入れておくべきです。
メンタル悪化の原因は身近に多く存在するので、普段からきちんと見直すことをおすすめします。
◆ 特性を活かせる職業選択+習慣や見た目の改善で自信がつく
僕はかつて、10数回以上の転職を経験しました。
なぜいくつもの職を転々としたかというと、社会環境とアスペの特性が何もかもズレたことで、強いストレスを感じて適応障害を起こしたからです。
普通の人であれば、
・協調性を発揮する
・雑談を介して周囲と仲良くなる
といったことができます。
しかしアスペの場合、まず無目的な会話がなかなかできません。
仕事などに必要最低限のボキャブラリーは出てくるのですが、用が済むと何を話せば良いかわからなくなるのです。
雑談ができずいつまでも同僚と仲良くなれないままだと、しだいに信用を失っていクビや人間関係の悪化に繋がります。
おまけに、うまくいかない経験が積み重なると劣等感ばかりつのるハメに…
また、周りの人のペースに合わせるのも苦手なので、よく自分勝手だと思われる行動をして怒られていました。
人に迷惑をかけているつもりはなくても、多くの職場は協調性が重視される傾向にあるため、単独行動が悪目立ちして周囲の低評価につながってしまいます。
僕は、いくら転職しても社会になじめなかったので、ネットを使った副業に取り組むことにしました。
すると、「過集中」「マイペース」「興味の幅が狭い」などの特性をうまく活かせて、ストレスなく稼ぐ経験ができたのです。
適職に就いたら、成功体験やポジティブな変化を多く実感できたことで自然と自己肯定感も上がりました。
一般社会だと、アスペの性質を発揮すると迷惑に捉えられてしまいがち。
しかし、得意を活かせる環境に移行すればポジティブな結果をもたらせるとわかったのです。
他にも、自己肯定感を上げるために「見た目」や「生活習慣」の改善にも取り組みました。
かつての僕は、服のコーディネート方法がわからなかったので不格好で過ごしていました。
学生時代の話をすると、大学の時はオシャレへの意識が高い人が多かったため、自分の見た目が悪いと劣等感にさいなまれやすくなるのです(苦笑)。
当時は外見に自信がなかったので、誰からも興味を持たれず面白くない日々を過ごしていました。
会社勤めでもパっとしない見た目は相変わらずだったため、街を歩いても周囲からは大して見向きもされず微妙な感じで過ごすハメに…
あまりにも味気ない生活が続いたので、僕は魅力的でない自分を変えようとオシャレな人を真似するようになりました。
試したところ、参考のモデルと見劣りしない外見になれて自然と自己肯定感が上がったのです。
見た目に気を使うだけで、周囲の評価はだいぶ変わります。
外見を整えれば、人前で堂々とできて気分もポジティブになれるのです。
さらに、自己否定感の原因を徹底排除しようと生活習慣の改善も行いました。
例えば、アスペルガーの人は元々、用事がないと家に引きこもってしまい鬱々とした気分になりやすいです。
実際、僕は部屋にこもる日々によってメンタルが悪化したため、毎日、数十分は外に出て歩いてみることにしました。
試してみたところ、ウツっぽい気分が解消されたのです。
他にも、嫌な人を避けるのはメンタル改善に効果的でした。
多くの人は、成人するまでに何万回か否定的な言葉を聞かされるそうです。
会社勤めにおいても、同僚や上司の愚痴を聞くことはたびたびあると思います。
実際、過去に働いた多くの職場では、仕事ができなかったり不適切な行動をとったりすると上司からグチグチ言われるハメに…
毎日のようにネガティブを聞かされる生活に嫌気がさした僕は、人と関わらない仕事を模索するようになりました。
探した結果、掃除やネットの職業にありつけました。
これらの仕事は、普通の職種に比べて人間関係のストレスが少なく作業内容もあまり難しくありません。
アスペが得意な能力をうまく発揮できたので、仕事をしっかりこなして上司から褒められる経験も増やせました。
僕は、習慣の是正・職場や外見などの環境整備を行なえば、自己肯定感アップや良好な社会生活が望めると実感できたのです。
◆ まとめ
アスペルガーは、先天的に得意・不得意の差が激しいという気質を持っています。
そのため、苦手な能力が求められる社会環境への適応が難しくなるので、ネガティブな経験が増えて劣等感ばかりつのりやすくなります。
おまけに、意識的に見た目や生活習慣などの改善に取り組まないと、さらに自己肯定感が下がる一方です。
人間関係や社会生活を円滑にするためにも、職場選び、習慣の是正や身の回りの環境整備を心がけてみてください。
日常的に関わる物事をきちんと見直せば、ご自身のメンタルや自己肯定感の改善効果が見込めるようになります。
仕事や対人関係にも前向きな変化が現れますので、自信がついて堂々と生きられるようになることでしょう。
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