こんにちは、おっつーです。
この記事ではアスペの気質をお持ちの、なかなか自分に合う職が見つからずに悩んでいる方に向けて、アスペルガーに向いている仕事について解説します。
この記事を読むことで働きやすい職業を理解でき、社会生活を円滑にするきっかけにできますのでぜひ最後までチェックしてくださいね。
結論として、相性の良い仕事は以下の通りです。
・ネットを使うもの(ユーチューブ、動画編集、WEBライティングが有名)
・掃除(民泊やマンション、タンク清掃などさまざま)
・派遣(単純労働が多い)
・農作業
大体これらが、ストレスが少なくて続けやすい職業として挙げられます。
ただ僕自身、派遣は約1年間続けられたのですが、違う現場で合わない同僚と再会する確率が高かったので、取り組むなら複数社かけ持ちしたほうが良いでしょう。
仕事は単純作業が多いため、誰でも取り組みやすいと思います。
農業に関しては、3K(きつい、汚い、危険)という言葉があるのですが、実際、重労働など肉体的に辛そうな現場は多いと感じます。
力を必要としない楽な職場もありましたが、人間関係や協調性が求められやすいです。
もし農作業をやりたい場合、果樹・野菜や金属加工(作業に使う道具作り)などの分野を選べば、あまり人と関わらないのでストレスを減らせると思います。
農業は好きだけど対人関係は苦手という方は、ぜひ検討してみてください。
また、ネットや掃除業務は、余計な刺激が少なくて他の職業に比べて格段にやりやすかったです。
これまで何回も転職した僕自身、インターネットや清掃系の仕事が最も精神的負担が少ないと実感。
他の職種で人間関係などがうまくいかない場合、転職の選択肢として持っておくと良いでしょう。
選ぶ職や働き方しだいで過ごしやすさが変わるので、ご自分に合った仕事を早めに見つけて快適な環境に身を置くのが望ましいと言えます。
◆ 元々の脳気質によってできることが限られる
アスペには、できる・できないことの差が激しいという特性があります。
そのため、なじめる環境を慎重に選ばないと、ストレスで職を転々とする可能性が高いのです。
アスペルガーが得意な能力には、
・一人で黙々とできる
・一つのことに没頭できる
・マニュアル通りに動ける
・興味があることや同じ作業を延々とこなせる
などが挙げられます。
反対に、苦手なものは以下があります。
・マルチタスク(同時に複数をこなす)
・密な人との関わり
・口頭指示
・抽象的な内容でも、ある程度自分で考えなければいけない
これらの性質状況を理解し、ご自身に合った職業を選ばないと転職を繰り返してしまいやすいです。
僕が派遣や農業で働いていた時は、工場のラインなどの単純作業が多かったです。
特性に合っていて作業に黙々と取り組めたので、ストレスが少なかったと感じます。
仕事は主に、段ボールの箱を作ったり指示通りの雑務をこなしたりといった内容。
やってみた感想として、目の前のことに没頭できるものはアスペに向いていると実感しました。
接客業のように同時に複数のことをこなす環境だと、疲れやすく継続しにくいと思います。
なるべく周囲と会話せず一つに集中できる仕事は、アスペルガーにはうってつけでしょう。
他にも、ネット副業や掃除業務はストレスが少ない部類に入りますので、こういった業種に当たってみるのはアリです。
基本的に、清掃は頭を使わず拭くことに集中しますので、作業中はあまり和気あいあいとやる感じではありません。
今の職場がつらい場合、転職の選択肢として持っておくと良いです。
実際、僕が掃除の仕事をしたときは、小学生でもできる作業を黙々とやっていたため精神的ストレスは少なかったです。
清掃にもさまざまな種類があり、特に民泊などは、音楽を聴きながらの作業が許可されやすいのが魅力的。
規則に縛られず、淡々と仕事をしたい方にはおすすめです。
特性に合う仕事を真剣にリサーチしてみれば、必ず取り組みやすい職に出会えるはずです。
最短で適職を見つけるためにも、まずはご自身の性質を理解したうえでいろいろな仕事を探してみることをおすすめします。
◆ 特性に合った仕事を選べばうまくいく
僕はかつて、タンク清掃や建物の掃除、農業のアルバイトを経験しました。
・床や物を拭く
・油をバケツで救う
・大根のヘタをとったり雑草を抜いたり
など、誰でも簡単にできる作業が印象的。
こういった仕事は、人間関係のわずらわしさが他の職種に比べて少ないうえ、重労働でもなかったので気楽に取り組めました。
出張で寮に泊まりながらできる案件もありますので、一般的な職業が合わない場合、こういった職種などはぜひおすすめしたいです。
ちなみに僕が経験した出張バイトは、寮費0円で食事が出るなどなかなか待遇が良かったです。
日給も高めで、作業があまりにも簡単なうえ通勤や人間関係のストレスが少ないため、普通のアルバイトに比べて美味しい思いができました。
農業や清掃系の出張案件は、旅行気分でお金を稼げるので魅力ある働き方だと思います。
派遣に関してですが、単純作業がかなり多く存在するため、異なる職種を複数かけもちすればなるべく飽きずに取り組めるようになります。
ただ、一つの会社で継続して仕事をもらおうとすると、高確率で合わない同僚と再会して気まずい思いをしたり、再度怒られたりしやすいです(苦笑)。
そのため、最低でも2つ以上は違う会社から仕事を請け負ったほうが良いでしょう。
僕がこれまで経験したなかで、派遣が一番長く勤められました。
基本的に毎日、違う現場によって気分がリセットされて仕事をしやすかったので、一度やってみる価値はあります。
取り組む際、大手で働くこともできますが、最近、お手伝いアプリが増えました。
このような手段を使ったほうが、近所で請け負える一人案件などがあるためストレスが少ないと思います。
日雇いのサービスには、常に目を通しておいたほうが良いでしょう。
僕はネットで知り合った人から一時期、単独でやる草むしりの仕事をやらせてもらったことがあり、休憩や作業ペースが自由だったので非常に気楽でした。
きちんとリサーチすれば、ご自分に適したバイトにありつける可能性はあるため、ぜひ根気強く探してみてください。
ちなみに、インターネット副業の中でも特にKindle出版に関しては、普通に働けなかった僕でも毎月いくらか収入が得られたうえ、それほど難しいと感じません。
お金=労働の対価ではないと実感できますし、誰でも参入できます。
さまざまな職業があるなか、やはりネットや清掃系はアスペルガーの人にも取り組みやすいと感じますので、ぜひ一度検討していただければと思います。
◆ まとめ
アスペは先天的に得意・不得意の差が激しいため、なじめる環境がかなり限定されます。
一般社会では、ある程度なんでもこなせてみんなと仲良くすることが求められがち。
しかし、苦手の克服は一定レべルまでしか見込めないうえ、なるべく能力に見合った職に就いたほうがストレスを減らせた実感があります。
実際、ネットや掃除の仕事では、得意な能力を活かして気楽に取り組めました。
今の職業が合わない場合、ご自分にふさわしくない環境から離れれば、メンタルが安定して目指すべき方向性も見えるようになります。
また、現代は副業が当たり前の時代であり、個人でユーチューブチャンネルを持つ人がかなりいます。
自宅で稼ぐことは珍しくありませんので、普通に働くのが厳しい場合、在宅ワークを真剣に探してみて損はないでしょう。
僕自身、あまりにも社会に適応できなかったため、自宅で取り組めるものを本気で調べました。
すると、ネットの仕事に出会うことができ、現在、作業をコツコツ取り組むまでになれました。
通勤したり合わない人と顔を合わせたりする必要もないので、ストレスフリーに仕事ができます。
インターネットを使う職種は、アスペの得意な能力を活かせて苦手に足を引っ張られにくいです。
転職や独立願望、稼ぎを増やしたい場合は取り組むことを強くおすすめします。
ただ、在宅ワークをする際の注意点として、クラウドワークスや@SOHOなどのサイトは報酬を安く支払う方が多いです。
まとまった収入を得たければ、業者やプラットフォームをよく見極めたほうが良いでしょう。
※プラットフォーム=システムやサービスを動かすための土台や基盤となる環境
ちなみに、ネットの仕事はさまざまありますが、文章や動画などを使った情報発信はストレスがほとんどありません。
作業場所が自由なうえ、対面で人と関わらないのでかなり気楽です。
会社に依存しないスキルも身に着くため、取り組む価値は十分にあります。
不適合職種はいい意味であきらめてしまい、アスペの性質に合った仕事に取り組むのが健全と言えるでしょう。
余計なストレスなく快適な環境で毎日を過ごせますので、早めに能力を発揮できる職業を選ぶのがベストですよ。
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